17歳

高校3年生 17歳の夏休み


今までの人生の中で1番濃い夏休みだった


寒い冬に突入する今日この頃

過去のことだから振り返りたい

振り返らなければいけない


私はどうしても前に進もうという

感情が備わっておらず

過去のことばかり後悔する感情が 

人一倍強く備わっているみたいで


17歳の夏休み 

17歳の男の子と付き合った

同い年なのは

当たり前だと思われるのだろうか

近頃の高校生は年上と付き合いたがるのだ

だからあえて同い年という部分を伝えたい


まあ結論から言うと

元カノが忘れられない。だとか

あなたと付き合ったら元カノが忘れられると思ってた。

という理由でこっぴどく振られた


私は彼のこと大好きだなあっていう感情は

なかったのだけれど

泣いて泣いて小学生ぶりの高熱を出して

精神的にも病んでしまった

暗い、笑顔も辛い、そんな人間になってしまった。

そのとき、それほど好きだったんだなあ、って実感した。


まあその後またやっぱり忘れられない。と

言われて私のところに来たのだが

来たは良いものの付き合ってもらえず、

今思えば都合の良い女になっていた


その当時

私は好きという感情を通り越していたので

家に遊びに行ったりお泊まりをしたりしていた

周りからはとてつもなく批判されていた

けれども私自身いつかは付き合ってくれる

だろうという気持ちしかなく

言い方が悪いが、いいなりになっていた

彼にフィルターが掛かっていたのだろう

会いたい時に会ったり

家まで来てくれたり幸せだった

付き合ってくれないんだなあ

という感情以外は。


何ヶ月か経って

ふとした時、さっぱり冷めた

その瞬間私はLINEするのをやめたい

ということを伝えた。

その時彼は

嫌いになった?とか俺が弄んでるように

思えてたよね、ごめんね。という内容のLINEがたくさん来た

それと同時に俺は好きだよ、とか

この先も会いたいよ、とかいう

LINEもきた

けれども私はなんとも思わなかったみたいで

もう嫌です、LINEも会いたくもない。って

送った


その時はそれで良いやって思って、

吹っ切れてたのだけれども

1週間ほど経った日

削除していないトーク彼とのトーク

何気なく開いてみた。


涙が出た泣き叫んだ

目が真っ赤に腫れるくらい泣いた

それほど好きだったんだって、

あなたと過ごした全ての時間

初めてのことばかりドキドキすることばかり

17歳子供ながらも

結婚したら…って初めて思えた彼

大好きだったらしい


11月18日 18歳の誕生日を迎えた


この日彼から久しぶりにLINEが来た


彼 〝お誕生日おめでとう〟

私 〝ありがとう 嬉しいでーす!〟

          素直な気持ちを伝えた

彼 〝素敵な一年に!〟


無責任すぎる、

何が素敵な1年だ、

君がいないとキラキラしない

君がいないと素敵じゃない

君といたい、そんなこと言えない

自分から突き放したから

恥ずかしい悔しい寂しい


そんなことを考えながら未読無視


私はバカだからバカだから

去年の2月から今年の2月まで

1年付き合ってた彼氏を思い出した。

彼からはおめでとうの

〝お〟の字も来なかった

何を期待してた、何を考えているの

ストーリーに思わず書いてしまった


1年付き合ってた彼氏

無責任すぎる彼氏

両方に見られてた複雑な気持ち

ちょっと後悔、見せたい自分もいた。


無責任すぎる彼氏から

元カレさんと仲良くなれるといいね!

そんな返事が来た最悪

それを望んでた?こうなること予想してた?


自分がわからない

何がしたいの?何を求めて?

わがまま ないものねだり


素敵な人生歩めません

歩めませんって他人のせいにしてる

自分変わりたい、変わるんだ、